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  • 【日経平均】ドル円やS&P500との相関

    【日経平均】ドル円やS&P500との相関

    〇日経平均とドル円 再度正相関の兆し

    日経平均株価は基本的にドル円と相関していることは周知の事実ですが、ここ1ケ月半ほどは逆相関の関係にありました。※下画像参照

    NU倍率(日経平均÷ドル円)の日足チャート

    これはちょうど米国株も合わせてピークアウトした時期と重なっておりましたが、先週26日の日銀会合を通過した後のナイトの値動きから、また日経平均はドル円との正相関が戻ってきています。26日のNY市場は米国株価指数が伸び悩む中で日経先物は価格が上昇し、前回高値付近まで上昇しました。さらに29日の日中ではダブルボトムのネックラインを超えて推移しており、チャートの形状でみると短期的にS&P500をアウトパフォームしてきています。

    〇米国株が売られると日本株も売られる S&P500との相関について

    4月前からドル円との相関が崩れたわけですが、見方を変えれば「米国株価指数が下落すれば日本株価指数も下落する」という基本の値動きになっているにすぎません。
    直近ではS&P500と日経平均はほぼ相関している関係性で、このレンジが続く限りはS&P500と連動して動くということを基本に置いておく必要があります。※下画像参照

    NS倍率(日経平均÷S&P500)の日足チャート

    相関が崩れる「デカップリング」に注意

    通常、日経平均は「円安=株高」「米国株高=日本株高」という相関関係にあります。 しかし、これらが崩れる(デカップリングする)局面があります。

    1. 日本独自の金融政策変更

    日銀が利上げを示唆した場合などは、円高(通常は株安要因)になっても、銀行株主導でTOPIXが買われ、日経平均も底堅く推移することがあります。

    2. 米国市場のリスク回避

    米国で景気後退懸念が高まった場合、米国株が売られる一方で、比較的割安で政治的に安定している日本株に資金が避難(キャピタルフライト)してくるケースがあります。

    アービトラージ(裁定取引)の視点

    大口投資家は、日経平均とS&P500、あるいは日経平均とドル円の価格差(スプレッド)が開くと、割高な方を売り、割安な方を買う「裁定取引」を行います。

    • 戦略: 「S&P500は高値を更新したのに、日経平均はまだ高値を更新していない」→ 日経平均に出遅れ修正の買いが入る可能性が高い。

    相関関係を監視することで、こうした「出遅れ修正」を狙った先回りトレードが可能になります。 常に「今の相場の主役は何か?(為替か、米国株か、国内要因か)」を意識してチャートを見ることが大切です。

    #日経平均 #日経225先物デイトレード #米国株

  • 2024年1~3月期 質問まとめ

    2024年1~3月期 質問まとめ

    noteをとおしてご質問を複数いただきましたので共有します。

    Q1, パソコンを見れる時間だけトレードしたいですが週に数回ほどしかありません。大丈夫でしょうか?

    資産形成のひとつとしてFXや先物の短期トレードを勉強しています。毎日同じ時間帯にチャートをみれるかわからないのですが、空いてる時間帯は極力勉強、トレードしたいと思っています。こんな感じでも少しずつ資産形成できるでしょうか?

    A1,
    結論からいうと、空いてる時間のみトレードする、でもよいと思います。ただし、常に相場の方向性だけは確認しておくことを習慣化させていないと難しいと思います。PCの大きい画面で追えればベストですが、難しい場合はスマホでもよいと思います。
    問題はチャートをきちんと確認できる時間帯にエントリーチャンスがくるかどうかということになりますので、トレード回数はかなり少なく可能性があります。
    諸々考慮すると、最初はデモトレードを活用することをおすすめします。お仕事中や用事の最中でもチャンスがきたらエントリー→決済を繰り返してみて、リスクリワードが適当かどうかなど確認されるとよいと思います。結果的に証拠金が増えていくようで同様の方法でリアルトレードを始めるとよいでしょう。

    Q2, 日経225先物はMACDなどのオシレーター系の使用はどう考えたらいいですか?(移動平均線除く)

    A2,
    オシレーター、インディケーターを使用する上で最も大切なことは多くの投資家や関係者がみているものを使わないといけない、ということです。テクニカルの値動きは大衆心理が作り出すもので、我々トレーダーはその波に乗って利益を上げることが基本となりますので、使用している投資家が少ないと思われるものを使用しても仕方がありません。
    個人的なおすすめは
    MACD RSI ボリンジャーバンド です。
    各種値等はすべてデフォルト設定で1時間~日足でのトレンド転換判定の補助として活用されるのがよいと思います。

    Q3, 損切りしなくちゃいけないのはわかっていますが、なかなかできません。

    もしかしたらレートが戻ってくるかもと思ってしまい、注文を出していたものを取り消したりしてしまいます。何かいい方法はありますか?

    A3,
    非常に危険な状態です。利益を伸ばせない以上に損切りできないことの方が退場しやすいでしょう。
    対策としては、デモトレードや練習ソフトを使用し現実的な範囲内で比較的大きな仮想証拠金(100~300万円)を設定して、エントリーしたら設定した決済ラインまでレートが到達するまで放置する、を繰り返すしかないと思います。その際に損切りだけでなくて利益分の決済ラインも設定することをおすすめします。
    上記で仮想の証拠金が増えていく道筋がついた場合、少しずつリアルトレードに移行するとよいでしょう。

    Q4, 移動平均線以外の節目、水平ラインの引き方とサポート、ブレイクの判断の仕方を教えてください

    A4,
    取引の時間軸にもよりますが、デイトレ(1セッション)~スイングトレード(複数セッション)を主語にすれば1時間~4時間足で認識できる節目が最重要です。

    ラインの引き方ですが、特に1時間足の波の高値や安値、過去のネックライン注目してください。こういった箇所は投資家のエントリーや決済の目安とされることが多く、注文が集中する傾向があります。
    サポートやブレイクの判断は分足を見る必要があります。上記の節目に加えてMAやチャートパターンで判断しますが、ここで説明するのは煩雑になりますので次の機会にしようと思います。
    ここでは時間足の高安値、ネックラインから形成される節目が重要だということを念頭に置いてください。

    画像
    オレンジと黄緑ラインに注目

    #日経平均 #日経225先物デイトレード

  • 日経225先物ミニの保有期間はどれくらいが適切??

    日経225先物ミニの保有期間はどれくらいが適切??

    たまにご質問をいただくのですが、ここでは最もニーズのあるミニを中心にお話します。

    動画もありますので合わせてご確認ください。

    Youtube動画

    TW一蔵の保有期間の定義

    画像

    トレードスタイルごとの一般的な保有期間の定義は以下の通りです。

    • スキャルピング: 数秒~数分。小さな利幅を数多く積み重ねる手法。
    • デイトレード: 数十分~数時間。その日のうちに決済し、翌日にポジションを持ち越さない手法。
    • スイングトレード: 数日~数週間。日足レベルのトレンドに乗る手法。
    • 中長期投資: 数ヶ月~数年。ファンダメンタルズや景気サイクルを重視する手法。
    スイング~スキャルピングが最適 先物ポジション保有の結論記載

    なぜ②スキャルピング~④スイングが最適なのか?

    保有期間の理由、まず結論はスキャルピング~スイングが最適

    日経225先物ミニにおいて、個人トレーダーに最も推奨するのは「デイトレード」から「短期スイング」です。 特に初心者のうちは、「その日のうちにポジションを閉じる(オーバーナイトしない)」ことを強くお勧めします。

    画像
    適切な理由

    なぜ②スキャルピング~④スイングが最適なのか?

    最大の理由は「ギャップ(窓)のリスク」を回避するためです。

    日経平均は、夜間の米国市場(NYダウやナスダック)の動きに強く影響を受けます。 もしポジションを持ったまま寝てしまい、夜中に米国株が暴落した場合、翌朝の日本市場は大きく窓を開けて(価格が飛んで)始まります。

    • 逃げ場がない: 逆指値(ストップロス)を入れていても、窓開けで価格が飛ぶと、設定した価格よりもはるかに不利な価格で約定してしまい、想定外の巨額損失を被る可能性があります。
    • 精神的負担: ポジションを持っていると、夜間のニュースや米国株の動きが気になって眠れなくなり、日常生活や本業に支障をきたします。
    コロナ前 日経平均株価日足チャート 重要節目ライン
    コロナ前
    コロナ後 日経平均株価日足チャート 重要節目ライン
    コロナ後、週足レベルの上昇トレンドもあるが、時間軸としてはもみ合いが長い。

    もしも①中長期保有したい場合は・・

    どうしても中長期で日経平均を保有したい場合は、先物ではなく「投資信託」や「ETF(上場投資信託)」をお勧めします。限月がない: 先物には「限月(満期日)」があり、期限が来ると強制決済されますが、ETFには期限がありません。

    レバレッジがない(低い):
    先物はレバレッジがかかっているため、長期間の保有には資金管理が非常に難しいです。現物に近いETFなら、一時的な下落にも耐えやすく、配当金(分配金)も期待できます。

    225ミニの最適な保有期間について

    おすすめ記事。

    日経平均ジャクソンホール影響分析【高インフレ期チャート】

    テクニカルの基本に関する記事はこちらにまとめています。

    テクニカル分析まとめ


     

    #日経平均株価 #日経225先物

  • 日経平均 vs 米国株指数【中長期比較分析】

    日経平均 vs 米国株指数【中長期比較分析】

    以下の画像は日経平均÷S&P500、NYダウ、ナスダックの指標です。
    よくNT倍率(日経÷TOPIX)は話題に上がりますが、米国市場を森、日経は林だとすれば以下の指標の方が参考になりますので私は時折環境確認をしています。
    ※レートが上昇であれば日経の方が強いことになるチャートです。

    このラインより上のエリアが無料で表示されます。

    結論から言うと日経は各米国指数に比べて弱気に傾いております。
    SP500、ダウは中期上昇トレンドラインや重要節目を割り込んでおり、ナスダックも重要節目に向けて下落している最中です。
    これは昨年2月から始まった円安プレミアムによる相対的に日経の強かった相場が終わるかもしれない、ということを示唆しており中長期的(1四半期~)に高値が限定される可能性を秘めています。
    今シーズンの上昇サイクルがすでに終わった可能性がある値動きですが、来年以降のサイクルでは上昇サイクル時の高値が前回高値を超えなくなるかもしれない、ということを念頭に相場をみていくことにします。

    NS倍率(日経平均÷S&P500)の日足チャート 強気のトレンドライン割り込む
    対S&P500 トレンドラインを割り込む。
    ND倍率(日経平均÷NYダウ)の日足チャート ネックライン割り込む
    対ダウ 直近三角持ち合いと節目をした抜け。
    NN倍率(日経平均÷ナスダック)の日足チャート ネックライン試し
    対ナスダック レジサポ転換ラインに肉薄中

    チャートから読み解く長期トレンドの構造

    掲載したチャート(日経平均÷S&P500、NYダウ、ナスダック)が示しているのは、**「グローバル資金の潮流」**です。

    米国一強時代の終焉と変化

    長らく「米国株一強」の時代が続いてきましたが、インフレや金利動向の変化により、資金が他の地域(日本や新興国)へ分散する動きが見え隠れします。 この比較チャートが「底打ちして上昇トレンド」に転じた時こそ、日本株が米国株をアウトパフォーム(上回る成績)する「日本株の黄金時代」の到来を示唆します。

    長期投資家であれば、個別の銘柄だけでなく、こうした国ごとの強弱関係(カントリー・アロケーション)を常に監視しておくべきです。

    #日経平均
    #日経225先物デイトレード
    #日経225先物

    【まとめ記事】市場心理・投資家心理

     

  • 【テクニカル】上げ止まり、下げ止まりのチャートパターン

    【テクニカル】上げ止まり、下げ止まりのチャートパターン

    はじめに

    トレードにおいて、「天井」と「底」を見極めることは非常に重要です。本記事では、上げ止まり(天井)と下げ止まり(底)を示す代表的なチャートパターンを解説します。

    これらのパターンを理解することで、以下のメリットがあります:

    • トレンド転換のタイミングを早期に察知できる
    • 無駄な損失を防げる
    • エントリー・エグジットの精度が向上する

    ただし、重要なのは「パターンが出現した環境足の位置」です。マルチタイムフレーム分析(MTF分析)と組み合わせることで、より高い精度で判断できるようになります。

    ※チャートは15分足

    ダブルトップ

    デイトレード 15分足ダブルトップパターン

    ダブルトップの詳細解説

    ダブルトップは、最も有名な天井パターンの一つです。

    形成プロセス

    1. 上昇トレンド中に高値をつける(1回目)

    2. 一旦下落して調整

    3. 再び上昇するが、1回目の高値を超えられない(2回目)

    4. ネックライン(2つの高値の間の安値)を下抜ける

    トレード戦略

    • エントリー:ネックライン下抜け確定後
    • 損切り:2回目の高値の少し上
    • 利確目標:ネックラインから1回目の高値までの値幅分

    注意点

    • 2回目の高値が1回目を少し超えても、すぐに押し戻されればダブルトップとして機能することがある
    • 出来高の減少が見られると、信頼性が高まる
    • ダマシのリスクもあるため、他の指標と併用する

    ダブルボトム

    デイトレード 15分足ダブルトボトムパターン

    ダブルボトムの詳細解説

    ダブルボトムは、ダブルトップの逆パターンで、底値圏で形成されます。

    形成プロセス

    1. 下降トレンド中に安値をつける(1回目)

    2. 一旦反発して調整

    3. 再び下落するが、1回目の安値を下回らない(2回目)

    4. ネックライン(2つの安値の間の高値)を上抜ける

    トレード戦略

    • エントリー:ネックライン上抜け確定後
    • 損切り:2回目の安値の少し下
    • 利確目標:ネックラインから1回目の安値までの値幅分

    実践例

    日経225先物では、重要なサポートライン(例:30,000円、35,000円)付近でダブルボトムが形成されやすい傾向があります。これは、多くのトレーダーがキリ番を意識しているためです。

    トリプルトップ(三尊)

    デイトレード 15分足トリプルトップ(三尊)トップパターン

    トリプルトップ(三尊)の詳細解説

    トリプルトップ、特に「三尊天井」は、非常に強力な天井サインです。

    三尊天井の特徴

    • 左肩:1回目の高値
    • 頭:2回目の高値(最も高い)
    • 右肩:3回目の高値(1回目と同程度)

    なぜ強力なのか

    3回も高値を試して突破できなかったということは、それだけ売り圧力が強いことを意味します。特に、右肩が左肩よりも低い場合は、さらに弱気のサインとなります。

    トレード戦略

    • エントリー:ネックライン(左肩と頭の間の安値)下抜け
    • 損切り:右肩の高値の少し上
    • 利確目標:ネックラインから頭までの値幅分

    歴史的な事例

    2024年3月の日経平均最高値更新後の下落も、三尊天井に近い形を形成していました。このように、重要な局面では三尊パターンが出現しやすくなります。

    トリプルボトム(逆三尊)

    デイトレード 15分足トリプルボトム(逆三尊)パターン

    トリプルボトム(逆三尊)の詳細解説

    逆三尊は、三尊天井の逆パターンで、強力な底値サインです。

    逆三尊の特徴

    • 左肩:1回目の安値
    • 頭:2回目の安値(最も低い)
    • 右肩:3回目の安値(1回目と同程度)

    信頼性を高めるポイント

    • 出来高が増加している
    • 右肩が左肩よりも高い(浅い)
    • ネックライン突破時に強い上昇

    実践での注意点

    底値圏では「ナンピン買い」をしてしまいがちですが、逆三尊が完成(ネックライン突破)するまでは様子見することが重要です。焦ってエントリーすると、さらなる下落に巻き込まれるリスクがあります。

    マルチタイムフレーム分析との組み合わせ

    これらのチャートパターンは、**どの時間軸で出現したか**が非常に重要です。

    例:ダブルトップの場合

    • 日足でダブルトップ → 大きなトレンド転換の可能性
    • 15分足でダブルトップ → 短期的な調整の可能性

    環境認識の重要性

    同じダブルトップでも、以下の状況では意味が異なります:

    ケース1:上昇トレンド中の高値圏

    → トレンド転換の可能性が高い(売りシグナル)

    ケース2:下降トレンド中の戻り局面

    → 単なる戻り売りポイント(下降トレンド継続)

    ケース3:レンジ相場の上限

    → レンジ継続の可能性(様子見)

    このように、パターンだけでなく、「大きな流れの中でどこにいるのか」を把握することが不可欠です。

    実践のポイント

    ①焦らない

    パターンが完成する前にエントリーしない。ネックライン突破を確認してから動く。

    ②損切りを明確に

    どのパターンでも、想定が外れた時の損切りラインを事前に決めておく。

    ③出来高を確認

    パターン形成時に出来高が増加していると、信頼性が高まる。

    ④他の指標と併用

    移動平均線、RSI、MACDなどと組み合わせることで、精度が向上する。


    まとめ

    チャートパターンは、トレーダーの心理が視覚化されたものです。多くのトレーダーが同じパターンを見て同じ行動を取るため、自己実現的に機能します。

    ただし、100%機能するわけではありません。必ずリスク管理を行い、損切りラインを設定した上でトレードしましょう。

    日々のチャート分析で、これらのパターンを見つける練習を続けることで、自然と見極められるようになります。


    関連記事:

    MTF分析(マルチタイムフレーム分析)

    ダウ理論

    #日経平均
    #日経225先物デイトレード

     

  • 2023年末 上昇サイクル高値目途

    2023年末 上昇サイクル高値目途

     

    11月1日分の動画で話した内容ですが、こちら別記事としてあげておきます。11月から2024年1月までを1サイクルとして意識しています。
    ※下部に画像があります。

    a 最も高い場合です。直近高値34000を明確にブレイクしてなお上昇トレンドが継続する場合はあり得るシナリオですが、34000は厚いレジスタンスの節目として機能するのが目にみえているので確度は低いと思われます。

     

    b 週足で34000頭のダブルトップをつけるシナリオです。週足でCup with hundleを形成する流れになり、来年以降上場来高値を試すための前哨戦となりうる形です。

    c 高値として3回跳ね返されているラインであり、高値目途としては最も現実的なシナリオです。

    d 下落の中期トレンドラインに押さえ込まれ高値が切り下がる可能性があるシナリオです。11月1、2日の上昇などをみていると確度は低めと考えられますが、もしも切り下がってくるような場合は来年早々にでももう一度30000を試す下落を想定しなくてはなりません。

    個人的には値幅を考慮してもbとcの間付近が最も意識される高値目途ではないと注目しています。

    日経平均株価日足チャートと弱気のトレンドライン

    【事後検証】シナリオプランニングの重要性

    ※本記事は2023年時点での予測シナリオですが、テクニカル分析における「シナリオ構築」のケーススタディとして残しています。

    相場予測において重要なのは「未来を当てること」ではなく、**「複数のシナリオを用意し、どれになっても対応できるように準備すること」**です。 この記事のように、強気(Bull)、中立、弱気(Bear)の3パターンを常に想定しておくことで、想定外の動きにパニックになることを防げます。

    「予想はよそう、対応せよ」 トレーダーの仕事は予言者になることではなく、波に合わせて巧みに舵を取ることです。

    #日経平均株価

    #日経先物

    #日経先物テクニカル

       

    • 【まとめ記事】テクニカル分析

      【まとめ記事】テクニカル分析

      相場の世界で長期的に勝ち続けるためには、感覚的なトレードから脱却し、客観的な根拠に基づいた分析手法を身につけることが不可欠です。その最も強力な武器となるのが「テクニカル分析」です。

      テクニカル分析とは、過去の価格(チャート)の動きやパターンを分析し、現状の優位性を判断するための考え方です。今のチャートが上昇優位なのかそれとも下落優位なのかを判断し、ロングでエントリーするのかショートでエントリーするのかそれともエントリーそのものを見送るのかを判断するための、重要な指針のひとつと考えてください。

      この記事では、数あるテクニカル分析の中でも、全てのトレーダーが最初に学ぶべき土台となる6つの重要知識を厳選して解説します。一つ一つの知識は、あなたのトレード戦略を支える頑丈な柱となるでしょう。ここから、テクニカル分析の奥深い世界への第一歩を踏み出しましょう。

      基礎・理論編

      日経平均株価の特徴

      まずは、我々が主戦場とする市場そのものを知ることから始めましょう。特に日本の株式市場を代表する「日経平均株価」には、他の指数にはない独特の値動きのクセや時間帯による特徴が存在します。この市場の特性を深く理解することは、優位性の高いトレード戦略を立てる上での大前提となります。

      MTF分析(マルチタイムフレーム分析)

      短期的な値動きに惑わされず、相場の大きな流れを捉えるために必須のスキルが「MTF分析」です。日足、4時間足、1時間足といった複数の時間軸を同時に確認し、長期的なトレンドの中で短期的なエントリーポイントを探る。この多角的な視点を持つことで、トレードの精度は飛躍的に向上します。

      ダウ理論

      「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」――。100年以上前に提唱され、今なお全てのテクニカル分析の基礎となっているのが「ダウ理論」です。トレンドの定義から転換点の見極め方まで、相場の方向性を読むための普遍的な原則を学び、チャート分析の根幹を固めましょう。

      グランビルの法則

      移動平均線は、多くのトレーダーが利用する最も基本的なテクニカル指標です。その移動平均線と価格の位置関係から、売買のタイミングを8つのパターンで示したのが「グランビルの法則」です。具体的なエントリーとエグジットのシグナルを学び、再現性の高いトレード手法を身につけましょう。

      実践・応用編

      トレンドフォロー初学者が最初に始めること

      テクニカル分析の知識を学んだら、次はいよいよ実践です。しかし、何から手をつければ良いのかわからない、という方も多いでしょう。ここでは、トレンドフォローを学ぶ初心者が、膨大な情報に惑わされずに最短で成果を出すために、まず最初に取り組むべき具体的なステップを解説します。

      トレンドフォロワーの必須スキル

      トレンドフォローで安定した利益を上げ続けるためには、単に手法を知っているだけでは不十分です。資金管理、リスクコントロール、そして何よりも重要なメンタルの維持。トレンドフォロワーとして市場で生き残るために不可欠な、実践的スキルと考え方を他のトレーダーの考え方も踏まえてここで徹底的に学びましょう。

      Basic チャート分析 PCとスマホどっちがいい??

      PCとスマホでのチャート分析の基本設定をTradingViewを使い解説。勝つために必須となる移動平均線、水平線、トレンドラインという3つのツールの具体的な設定方法を画像付きで丁寧に紹介。初心者でも取引環境を整えるための第一歩となる記事です。

      先物・応用分析編

      日経225先物ミニの保有期間はどれくらいが適切??

      日経225先物取引における最適なポジション保有期間を、スキャルピングからスイングトレードまでの時間軸ごとに解説。各トレードスタイルのメリット・デメリットを明確にし、初心者が自身の性格や生活リズムに合った最適な取引手法を見つけるための具体的な指針を示しています。

      日経平均ジャクソンホール影響分析【高インフレ期チャート】

      ジャクソンホール会議が日経平均に与える影響を、過去のインフレ局面のチャートと共に分析。FRB議長の発言が引き起こす市場の変動パターンを解説し、投資家がこの重要イベントにどう備え、どう立ち回るべきかの具体的な戦略を提示しています。


      まとめ

      ここに挙げた6つの項目は、テクニカル分析という広大な世界のほんの入り口に過ぎません。しかし、これらは同時に、どんな応用的な手法を学ぶ上でも決して欠かすことのできない土台です。

      一つ一つの記事をじっくりと読み込み、あなたの知識として定着させてください。この土台が強固であればあるほど、将来的に構築できるトレード戦略の幅と高さは、大きく変わってくるはずです。

       

    • 日経平均ジャクソンホール影響分析【高インフレ期チャート】

      日経平均ジャクソンホール影響分析【高インフレ期チャート】

      今夏もジャクソンホール会議の時期になりました。パウエル議長の講演は23日の日本時間23時からですが、近年このジャクソンホール会議でのFRB議長の講演は相場のターニングポイントになることが多くFOMCと同様注目したいイベントです。

      “金融関係者のダボス会議”91年から注目される

      今年47回目となるジャクソンホール会議ですが、カンザスシティー連銀が1978年にシンポジウムを始め、82年からは開催地をジャクソンホールに移し「ジャクソンホール会議」と呼ばれるようになりました。
      FRB議長の講演は91年にグリーンスパン氏が始め、目玉イベントとなっていますが、特に2010年代からは様々な投資家に意識されるようになっており、実質FOMCと同じようなイベントとして注目されています。

      次項からはコロナ以降直近3年間の日足チャートをみていきましょう。

      日足チャート2023年(真ん中付近のピンク網掛けがイベント期)

      2023年日経平均株価日足チャート トレンド転換前

      日足安値圏から上昇トレンドへ転換:
      パウエル議長講演後、5日線の攻防から25日線を突破、押し安値は5日線と25日線にしっかりサポートされ上昇継続。

      ファンダ的背景:
      米国は更なる利上げがあるのかどうか?円安基調で日本株の安値は限定的。

      日足チャート2022年

      2022年日経平均株価日足チャート トレンド転換前

      日足高値圏から下落トレンドへ転換:
      ピークアウト→戻り高値から講演きっかけで下落トレンド開始。

      ファンダ的背景:
      米国の利上げが開始している。インフレ率はまだ高くどこまで利上げが続くか予想困難な状況。

      日足チャート2021年

      2021年日経平均株価日足チャート トレンド転換前

      日足安値圏から上昇トレンドへ転換:
      5日線と25日線の攻防でのもみ合いを抜けて上昇トレンド転換。

      ファンダ的背景:
      金融緩和縮小を示唆。インフレ率は上昇しているが「一時的なもの」と楽観視。

      2024年現在の状況

      2024年日経平均株価日足チャート 現在の状況

      日足レベルでの上昇トレンド継続中:
      更なる上昇には一息ついて25日線を試したい形。34000の安値を大きく割り込んでいることを考えると、高値は売られやすく、それがどの位置になるのか注目するフェーズ。
      候補としては38000 39000 40000のキリ番が最も意識されている可能性が高い。

      ファンダ的背景:
      米国は9月から利下げ開始が濃厚。大統領選のからみもありドル円は円高基調転換が懸念されている。

      まとめ

      2021年からのリズムとしては
      安値圏からの上昇→高値圏からの下落→安値圏からの上昇→高値圏からの下落?
      と韻を踏む可能性は念頭に置くが、日柄としては9月MSQくらいまでは上昇することも多い
      ので、仮に一押ししても25日線付近でのサポートが入るかもしれない。
      週末でもあるので、本格的には26日月曜ザラ場からの値動きが最重要だが、9月MSQに向けた日足レベルでのトレンドが発生する可能性が高い。
      価格帯としては、37000~38000のレンジ帯基点に新規買いが優勢になるのか、新規売りが優勢になるのか、をチャートで追っていくことになる。


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      #日経平均株価 #日経225先物デイトレード #日本株

       

    • 時間足でみる 上昇継続とピークアウト

      時間足でみる 上昇継続とピークアウト

       

      時間足でみる「上昇継続」と「ピークアウト」の見極め方

      デイトレードや短期的なスイングトレードにおいて、1時間足でのトレンド把握は非常に重要です。現在の流れがまだ続くのか、それとも勢いを失い転換点(ピークアウト)を迎えたのか。そのサインを早期に読み解くことは、利益の最大化とリスク管理に直結します。

      この記事では、1時間足チャートを読み解く上で最も基本的かつ強力な判断基準について解説します。

      上昇トレンド継続のサイン:「安値の切り上げ」

      上昇トレンドが継続している場合、最も重要なサインは**「安値の切り上げ」**が続くことです。これはダウ理論における上昇トレンドの明確な定義そのものです。

      株価が上昇を続ける中でも、一本調子で上がることは稀で、必ず一時的な下落(調整)を挟みます。元の記事にあるように、株価が調整に入ると、移動平均線(MA)、過去に意識された価格帯(節目)、あるいは自身で引いたトレンドラインなどが「サポート(支持線)」として機能することが多くなります。

      価格がこれらのサポートライン近辺で反発し、前回の安値よりも高い位置で底を打つ(安値を切り上げる) 限り、上昇の勢いはまだ強いと判断できます。多くのトレーダーは、この反発を確認したポイントを「押し目買い」の絶好のチャンスと見なします。

      日経平均株価 1時間足 上昇トレンド

      以下はもみ合い気味の上昇トレンドの場合です。

      日経平均株価 1時間足 もみ合いからの上昇トレンド継続

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      ピークアウト(下落転換)のサイン:「押し安値割れ」と「高値の切り下げ」

      では、上昇トレンドが終わり、ピークアウトする時はどのような兆候が現れるのでしょうか。

      最初の危険信号は、上昇トレンドを支えてきた**「押し安値(上昇トレンドにおける直近の安値)」を明確に割り込む**ことです。これは、買い方の勢いが弱まり、売り方の圧力が強まったことを示すダウ理論上のトレンド転換の第一波です。

      元の記事で3月の事例として挙げられているように、この「押し安値割れ」が起きた後、さらに決定的なサインが現れます。それは、株価が一時的に反発(戻り)を見せたとしても、**前回の高値を超えることができず、それよりも低い位置で頭打ちになる(高値を切り下げる)**ことです。

      この2つのサイン(押し安値割れ+高値切り下げ)が揃うと、ダウ理論上の上昇トレンドは明確に終了し、下落トレンドへの転換が強く意識されます。

      また、記事で指摘されている「1時間足20MA」のような短期の移動平均線も有効な指標となります。上昇中はサポートとして機能していたMAが、転換後は逆に「レジスタンス(抵抗線)」となり、株価がMAを回復してもすぐに売り叩かれるようになると、ピークアウトは本物である可能性がより高まります。

      日経平均株価 1時間足 もみ合いからの弱気トレンド転換

      以下は3月2回目の最高値更新後の値動き。ここでも安値が切り下がり続けている。また1時間足20MAを回復してもすぐに売りが入り下落する。

      日経平均株価 1時間足 弱気トレンドと下落ダウの形成

      まとめ

      1時間足レベルの上昇トレンドは、安値の切り上げと押し目での反発が継続しているかどうかが鍵です。反対に、押し安値を割り、高値も更新できなくなったときがピークアウトのサインです。短期トレーダーにとっては、これらのサイクルを早期に察知することで、次の波に乗るための戦略を立てやすくなります。

      #日経平均 #日経225先物デイトレード #米国株

       

    • トレンドフォロワー必須のスキル

      トレンドフォロワー必須のスキル

      時にひとつの物事をいろいろな角度から見つめることが大切です。

      プロニートORZさんがシンプルかつ短い動画でまとめてらっしゃるので紹介します。 FXで動画を作成されていますが、日経や他の銘柄でも同じ考え方で大丈夫です。ぜひご覧ください。

      初学者向け

      まずはこちらの動画をみるのがおすすめ。

      トレンドフォロー

      「トレンドフォロー(順張り)」とは、相場の流れに逆らわず、流れに乗る手法です。 川の流れに沿って泳ぐのが楽なように、相場のトレンドに乗ることで、勝率と利益率を最大化できます。

      • メリット: 一度のトレードで大きな利益(値幅)を狙える。
      • デメリット: トレンドが発生していないレンジ相場では、損切りが続きやすい(往復ビンタ)。

      MTF分析

      トレンドフォローを行う上での必須スキル

      「木を見て森を見ず」にならないために。 1つの時間足(例:5分足)だけを見ていると、大きな流れ(例:1時間足や日足)が上昇なのか下降なのか分かりません。

      • 環境認識: 長期足で現在のトレンド方向(上か下か)を把握する。
      • エントリー: 短期足でタイミングを計る。 長期足のトレンド方向に沿って、短期足でエントリーするのが鉄則です。

      ダウ理論

      チャールズ・ダウが提唱した、テクニカル分析の原点にして頂点です。 特に重要なのが**「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」**という定義です。

      • 上昇トレンド: 高値・安値がともに切り上がっている状態。
      • 下降トレンド: 高値・安値がともに切り下がっている状態。 この定義を理解していれば、「もう上がりすぎだから売ろう(値ごろ感の逆張り)」といった根拠のないトレードで失敗することを防げます。

      レジサポライン(水平ライン)

      レジサポライン(水平ライン)

      世界中のトレーダーが注目している「価格帯」を可視化するラインです。

      • レジスタンス(抵抗線): 上値を抑えている価格帯。ここを抜けると上昇が加速しやすい。
      • サポート(支持線): 下値を支えている価格帯。ここを割ると下落が加速しやすい。 ライン付近でのプライスアクション(反発するか、ブレイクするか)を見極めることが、エントリーと決済の鍵となります。

      トレンドライン

      トレンドの角度や勢いを把握するための斜めのラインです。 上昇トレンドなら安値同士を、下降トレンドなら高値同士を結んで引きます。

      • 機能: トレンドラインにタッチして反発すればトレンド継続、割り込めばトレンド転換の予兆となります。
      • チャネルライン: トレンドラインと平行に引いたラインで、トレンドの上限・下限の目安となります。

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