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  • 【日経平均】この55年間の11月、12月、1月に5%以上の下落はどれほど起こったのか

    【日経平均】この55年間の11月、12月、1月に5%以上の下落はどれほど起こったのか

    10月も後半を迎え、このまま大した調整もなく年末シーズンに突入していきそうな勢いですが、中には「季節性として9月~10月は大幅調整に警戒しないといけないのはわかっているが、11月と12月はどうなのか??」と疑問に思っている投資家もいることでしょう。

    ここでは1970年から2024年の11月と12月に前月比で5%~9.9%下落した回数と率、10%以上下落した回数と率を算出してみたい思います。

    11月と12月、前月比で5%以上の下落

    110か月のうち、-5%以上の下落は14回で12.73%でした。

    さらに10%以上の下落だけをピックアップすると、なんとたった1回で確率は0.91%でした。

    1月を加えたときの前月比で5%以上の下落

    ではここに1月を加えるとどうなるでしょうか?
    11月と12月を1セットととしたのは、年が改まるタイミングでは大発会や大納会の大型イベント(とされている)が挟まることもあり一旦分けて算出しました。

    結果ですが、164か月のうち -10%以上の下落は1回(確率約0.61%)、-5%以上の下落は23回(確率約14.02%)ということでした。

    月別に換算すると
    11月6回
    12月8回
    1月9回
    となり、あまり偏りのない値となりましたが、11月に大きな下落が少ない背景には9月~10月が調整時期になりやすいということが考えられます。

    まとめ

    データから読み解く「年末年始の魔物」

    55年分のデータを分析すると、いくつかの興味深い傾向が見えてきます。

    1. 「掉尾の一振」は都市伝説ではないが…

    12月は「掉尾の一振(とうびのいっしん)」という格言通り、年末に向けて株価が上昇しやすい月です。しかし、データを見ると**「下落する時は深い」**という特徴があります。 特に、その年の11月までに大きく上昇していた年ほど、12月に利益確定売り(利食い)が集中し、急落するケースが散見されます。

    2. 1月の「ご祝儀相場」への過信は禁物

    「新年はご祝儀相場で上がる」と思われがちですが、統計的には1月の下落確率は決して低くありません。 特に海外投資家(ヘッジファンド等)は、新しい会計年度のスタートと共にポートフォリオの組み替え(リバランス)を行うため、これまでのトレンドと逆の動きが出やすい時期でもあります。

    投資戦略への落とし込み

    このデータを踏まえた具体的な戦略は以下の通りです。

    • 11月後半: 上昇トレンドが続いていても、全力買いは控える。ポジションを軽くし始める。
    • 12月中旬: 「掉尾の一振」があれば、そこは絶好の利確ポイント。欲張らずに現金化比率を高める。
    • 1月: 新年のトレンドが明確になるまで(最初の1週間程度)は様子見。

    「アノマリー(経験則)」は絶対ではありませんが、過去の暴落パターンを知っておくことで、無用な高値掴みを避けることができます。

    次回の記事ではその内容を分析したいと考えています。

  • 【日経平均】年末パフォーマンスを55年分の9月と8月のデータで占う

    【日経平均】年末パフォーマンスを55年分の9月と8月のデータで占う

    1970年から55年分の日経平均月間騰落率を計算しましたので、そのデータをベースに年末の値動きの傾向をみていきましょう。

    2025年の年末パフォーマンスは上昇優位

    結論からいうと、現在の高い株価の位置からでも買い下がりもあり得る結果でした。
    内容をみていきましょう。

    分析の目的とアプローチ:

    日経平均株価(日経225)における10-12月期(第4四半期)のパフォーマンスが、直前の8月および9月の市場動向によってどのように変化するかを定量的に分析・評価することを目的としています。この分析は、過去のデータに基づき、年末にかけての市場の季節性アノマリーを深く理解できるものです。
    分析にあたり、以下の4つの戦略シナリオを設定し、それぞれの条件下における10-12月期の歴史的パフォーマンスを比較検証します。

    • 戦略A: 9月の月次リターンが陽線(プラス)だった場合
    • 戦略B: 8月・9月の月次リターンが共に陽線だった場合
    • 戦略C: 9月の月次リターンが陰線(マイナス)だった場合
    • 戦略D: 8月・9月の月次リターンが共に陰線だった場合

    4戦略のパフォーマンス比較分析:

    ここでは、上記4つの戦略シナリオが10-12月期のパフォーマンスに与える影響を、主要なパフォーマンス指標を用いて横断的に比較します。これにより、各先行指標の有効性に関する全体像を把握することができます。

    以下、表にまとめました。

    2025年は戦略AとBに当てはまる

    • 最も優れたパフォーマンス: 「戦略A(9月が陽線)」は、平均リターン(1.43%)と勝率(67.05%)の両方で4戦略中最も優れた結果を示しています。

    • 最も劣後したパフォーマンス: 「戦略D(8月・9月が共に陰線)」は、平均リターン(0.22%)と勝率(52.08%)が最も低く、パフォーマンスが著しく劣後する傾向が見られます。

    • 明確な分岐点: 9月が陽線であったか陰線であったかによって、その後の10-12月期のパフォーマンス期待値が大きく異なることが示唆されています。陽線シナリオ(A, B)は、陰線シナリオ(C, D)を全ての指標で上回っていることがわかります。

    姉妹記事:

    【日経平均】この55年間の11月、12月、1月に5%以上の下落はどれほど起こったのか

    出典データについて:

    各プラットフォームに散らばった1970年1月からの日経平均株価週間のデータをインターネット上で取得し素材データとしてまとめています。今回の記事を書くにあたって、週間終値を月間終値へとまとめています。
    取得時と編集時にAIも使用し二重にファクトチェックをかけており信頼できるデータなのでご安心ください。

    .mdファイルにまとめた月間データの一部

    年末に向けての戦略

    株価指数は平年であれば8~10月に10%-20%の調整があり、そこが絶好の買い場となっていたわけですが、今年はそれが起こりませんでした。しかしここまで見てきた結果を鑑みるに、仮に現在の位置からロングポジションを取っても+のパフォーマンスが得られやすい環境にあるといえます。
    つきましては26週線までの調整を待たずの日経225先物のロングポジションエントリーも念頭に入れています。

    • 25日線までの調整から資金を分散しロングポジションをエントリーする

    こちらに戦略を切り替える可能性が高いです。
    今決めることができない理由としては、10月雇用統計発表が延期されている点、伴って日米の中央銀行の金利政策が不透明なことが主です。10月中にはその結果が出るものと考えられ、結果が出てから戦略を決定しても遅くはないでしょう。

    #日経平均株価 #日経225先物トレード

  • 【日経平均週足】26週線への収束をみる

    【日経平均週足】26週線への収束をみる

    週足レベルでの上昇トレンドが継続している日経平均ですが、26週線との乖離率が約13%と拡散した状態が続いており、これまでの傾向だといつ26週線への収束が起こってもおかしくない状態です。
    ここでは週足テクニカル観点で年末に向けての値動きを追っていきます。

    週足レベルでのトレンド終了の目安は上昇トレンドの場合は乖離率10%-15%ほど(上昇トレンドと下落トレンドで差があります)の拡散が限界値です。
    以下、調整局面に入ったときの想定される値幅や重要節目をまずは日足からみていきましょう。

    現物日足

    きれいな上昇トレンド継続中です。25日線割れがトレンド終了の最重要シグナルです。黄色帯は窓表示をやめてサポートラインとして表示しています。

    現物日足 +フィボナッチ

    半値まで下落する場合、bおよそ38000-37000がシーズン安値。
    33%まで下落する場合、aおよそ41000-40000がシーズン安値。
    ※週足26週線は40000ほどに位置してますが、ボラで10%くらいはブレることは頻繁にあります。この場合日足では実線陰線でも週足では下ヒゲを付けることになります。

    現物週足

    画像のとおり週足で26週線から10%以上拡散した場合、必ず26週線への調整が起こりますが注意点があります。

    ①直近高安値から26週線までの収束期間は早くて1か月前後、遅いと2か月前後。
    ②収束が遅いほど値幅が出にくくトレードがやりにくくなる。

    ①の場合は2~3週間の保持でも十分なボラ、値幅が出るのでスキャルピング~デイトレ含めてトレードしやすい環境になりますが、②になる場合は日足~4時間足ではもみ合いのようになるため、私の推奨しているトレンドフォローではトレードしにくいです。

    これら点を踏まえ、直近は以下に注目してチャートをみることになります。
    ①25日線割れを起こす前後でのボラ
    ②サポートラインとなるべき位置で日足~4時間足で下ヒゲ足が連続してつくかどうか

    なぜ「26週線」が重要なのか?

    移動平均線には様々な期間設定がありますが、中長期トレンドを見る上で**「26週移動平均線(約半年間の平均コスト)」**は世界中の機関投資家が注目する最重要ラインの一つです。

    グランビルの法則と「乖離(かいり)」

    株価は移動平均線から離れすぎると、必ず引き戻される性質があります。これを「平均回帰性」と呼びます。

    • 乖離率: 現在の株価が26週線からどれくらい離れているか?
    • プラス10%以上: 加熱感あり(買われすぎ)。調整下落に警戒。
    • マイナス10%以下: 売られすぎ。自律反発(リバウンド)狙いの買い場。

    現在のチャート分析と戦略

    現在の週足チャートにおける26週線の位置を確認してください。 もし株価が26週線を大きく上回っているなら、それは「押し目待ち」ではなく「利確準備」の局面です。 逆に、株価が26週線付近まで調整してきた場合は、そこが絶好の「押し目買い」ポイントとなる可能性が高いです。

    「トレンドはフレンド」ですが、移動平均線から離れすぎたトレンドは、いつか必ず修正されることを忘れないでください。

    #日経平均
    #日経225先物デイトレード

  • 【まとめ記事】季節性とアノマリー

    【まとめ記事】季節性とアノマリー

    この記事は、株の世界でよく言われる「季節性」や「アノマリー」といった経験則を解き明かす記事のまとめページです。

    ここでは、市場の大きな流れを読むための「サイクル分析」や「トレンド分析」、そして「月ごとの傾向」といった具体的なテーマごとに、関連する深掘り記事を整理しました。

    それぞれの記事がどんなレベルの方向けかも分かるようになっているので、ご自身の興味に合わせて、気になるトピックから読み進めてみてください。


    サイクルボトム分析

    9月~10月の日経平均株価のサイクルボトムについて、週足の高値切り下げが止まり、34000前後が最も可能性の高いシナリオとして分析されています。

    日経平均株価の2025年サイクルボトムを予測。9-10月に30,000円割れのシナリオを想定し、円高や米金融政策に注目、相対的に株価指数は弱含みの展開を示唆。

    日経平均株価の週足サイクルで、34000円を意識した下落シナリオを分析。過去のチャートから、高値ブレイク後に元の価格帯を試す傾向を指摘し、今年の夏から来年早春の注意点を解説。

    中長期トレンド分析

    日経平均株価の長期トレンドが崩壊の危機に直面。金融政策の変更と経済成長の鈍化により、25,000円を底値とする可能性が高く、投資家は慎重な姿勢が求められる。

    日経平均は米国株指数(S&P500、NYダウ、ナスダック)と比較して弱気に傾いており、中長期的に高値が限定される可能性を示唆しています。来年以降の上昇サイクルでは前回高値を超えない可能性があります。

    2024年早春の日経平均株価の安値目途を分析。34000円前後が最も確度が高く、円高要因も考慮し、33000円や32000円のシナリオも示唆。

    季節パターン分析

    日経平均の9月~10月展望を分析。米国経済のソフトランディングとハードランディングのリスクを検討し、日本株の中期的な方向性を考察。季節性と経済指標に注目。

    日経平均の2024年8月展望:米国経済のソフトランディングとリセッションリスクに注目し、株価は安値探索局面で、9月は34000-33000円が注目される。

    日経平均の2024年7月展望:米国経済の減速とリセッション懸念、日銀の金融政策転換を背景に、株価は調整局面に入り、底値探しの可能性が高い。

    日経平均の6月~7月展望:米国市場の利下げ観測と日本株のアンダーパフォーマンスを背景に、もみ合いからやや弱気のシナリオを予測。底値探しの可能性を示唆。

    2024年2月の日経平均株価展望:米国のソフトランディングシナリオと日本の緩和的金融環境が株価上昇を支える可能性を分析。米国利下げと円安が日本株にポジティブな影響を与える。

    2024年1月の日経平均株価展望:米国の利下げ動向と円安が焦点。1月は堅調も、2月は調整局面の可能性があり、中長期的には上値が限定的と予想。

    日経平均の2023年8月展望:8〜10月は調整局面、11月から上昇トレンド入りの可能性。米国の経済指標と日本の金融政策に注目し、株価の方向性を分析。

    日経平均の5月のパフォーマンスを分析。4月高値の場合は5月下落しやすく、月半ばに向けて下落する傾向があり、ボトム後は月末~6月前半に急騰しやすい。


     

    ※この記事内容は適時変更いたします。

  • 【まとめ記事】市場心理・投資家心理

    【まとめ記事】市場心理・投資家心理

    主に市場や投資家の市場心理観点から書いた記事群です。

    チャートのパターンやマクロ経済動向(各月に発表される指標等)によって、どう行動すればいいかを説いた記事が多いです。

    リスク管理・心理

    個人投資家においては損切りできないことが最も多い退場理由です。ルールどおりに決済するための記事です。

    テクニカルとファンダメンタルズが2大指標ですが、とにかく何でもいいから判断軸を固めて自分のトレードを確立させていきましょう、という内容です。

    投資戦略・判断軸

    日経225先物に最適な保有期間は固定ではなく、相場状況(トレンド相場かレンジ相場か)に応じて変化します。現状分析に基づき、柔軟に判断することが重要です。

    日経225先物の利益確定は、あらかじめ決めた目標値に固執せず、トレンド転換の兆候(ダウ理論の崩れなど)を値動きから読み取って判断すべきです。

    前提となる考え方

    ダウ理論は市場トレンドを定義する6つの基本法則であり、相場分析の基礎となります。トレンドの種類や段階、確認方法を理解して活用することが重要です。

    日経平均株価は米国市場や為替変動の影響を受けやすく、特定の時間帯にボラティリティが高まる傾向があります。これらの特徴を理解し戦略に活かすことが有効です。

    トレンドフォローは、発生している明確なトレンドと同じ方向に売買する戦略です。ダウ理論などでトレンドを判断し、損切りを設定して徹底してルールを守ることが求められます。


     なぜ「心理」を学ぶ必要があるのか?

    チャートは結局のところ、**「投資家の心理の集合体」**です。 恐怖、強欲、焦り、安堵…これらが価格を動かしています。

    テクニカル分析(チャートの形)を学ぶことは重要ですが、その背景にある「なぜその形になるのか?」という投資家心理を理解していなければ、ダマシに遭いやすくなります。 本ページにまとめた記事群は、手法以前の「相場の本質」を理解するための必読書です。 まずは「損切りを制する者、トレードを制す」から読み進めてみてください。

  • 【まとめ記事】ファンダメンタルズ

    【まとめ記事】ファンダメンタルズ

    主にマクロ経済動向やPER等の指標をメインに書いた記事を集めています。

    ※中には記事中の全項目ではなく一部項目でファンダメンタルズ観点での内容を書いた記事もございます。

    指標分析

    金利上昇とバリュエーション調整の関係を検証し、過熱相場がどのように修正局面へ移行するのかを分析しています。短中期で注意すべきリスク要因や需給バランスの変化を整理しています。

    PER(株価収益率)の基本的な考え方や限界点、そして成長率や金利との関係をわかりやすく解説しています。単一の指標に頼らず、複数の要素を組み合わせて評価することの重要性を紹介しています。

    EPS(1株利益)の動きを軸に、株価との乖離や再接近のパターンを分析しています。利益見通しの変化が価格形成に与える影響を時系列で整理し、トレンド判断に役立つ視点を示しています。

    比較分析

    日経平均の週足サイクルをもとに、34000円前後でボトムを形成する可能性を検証しています。テクニカルの波動構造とマクロ環境を重ね合わせ、反発・下落の分岐点を探っています。もちろんファンダメンタルズの観点の補足もあります。

    長期チャネルや過去のピーク水準を比較し、25000円割れという極端な下落シナリオを想定しています。長期投資家に向けて、リスク管理やポートフォリオ耐性の考え方を提案しています。

    米国主要株価指数と日経平均の短期的な相関関係を比較しています。為替や金利、セクター構成の違いに着目し、資金の流れやリスク回避の傾向を読み解いています。

    分析の基本を考える

    価格・業績・金利・需給などの複数要素から市場環境を整理し、判断軸を持つ重要性を解説しています。情報過多な相場の中で、ブレない分析姿勢を保つための考え方を紹介しています。

    イベントリスクが高まる局面で、マーケットがどのようにリスクプレミアムを織り込むかを解説しています。不透明な要因が解消される過程で、相場が再評価されるタイミングを考察しています。

     

  • 日経平均株価チャート分析【3か月・日足確認】

    日経平均株価チャート分析【3か月・日足確認】

     

     超長期の3か月チャートと状況が一変した日足チャートの確認を行います。

    3か月チャート:


    把手形成の下落が本格化しています。問題はどの深さになるか、ですが、これはドル円を中心にマクロ経済の流れを追っていくことになります。
    少なくとも円高トレンドに区切りが見えるまでは、週足レベルで高値切り下げ安値更新の流れになると思われます。

    日経平均現物3カ月足チャートとシナリオ 移動平均線は青の25がメイン

    拡大版です。日柄的には年内で短いスパンですが、2025年10月足までの足で緑の強気トレンドラインまでいくとすると、近夏にも30,000を再トライする可能性があります。

    拡大版 日経平均現物3カ月足チャートとシナリオ 移動平均線は青の25がメイン

    日足チャート:


    大底更新にともない、サイクルトップ目途も変更しました。なお、本日出した動画で述べているように、今期(6月限)まではスイングロングを取っていきますが、それ以降日本株価指数に関してはスイングショートをメインにしていきます。昨年までの上昇トレンドでスイングロング(最大で1か月以上持つロング)メインでほぼショートエントリーはしなかった戦略の真逆を行います。
    ※1~4時間足環境のスキャルピング~デイトレは別

    日経平均株価日足チャート

    「3ヶ月足」を見る意義とは?

    デイトレーダーであっても、なぜ超長期の「3ヶ月足(四半期足)」を見る必要があるのでしょうか? それは、**「大口投資家の資金流入サイクル」**と一致するからです。 機関投資家は四半期(3ヶ月)ごとに決算を行い、ポートフォリオを見直します。つまり、3ヶ月足のトレンドは、巨額の資金が「日本株に入ってきているか、出ていっているか」という大きな潮流を示しているのです。

    マルチタイムフレーム分析(MTF)の実践

    • 3ヶ月足: 大局的な方向性(上昇・下落・レンジ)を把握。
    • 週足・日足: 中期的なトレンドと売買のタイミングを計る。
    • 1時間足・15分足: 具体的なエントリーポイントを探る。

    「3ヶ月足が陽線(上昇)の時は、日足で押し目買いを狙うのが最も勝率が高い」 このように、上位足のトレンドに逆らわないトレードを心がけるだけで、トレードの安定感は劇的に向上します。

    #日経平均
    #日経225先物デイトレード

     


  • 相場環境を判断するための軸を持とう

    相場環境を判断するための軸を持とう

    短期が得意なテクニカルトレーダーから中長期で株などを保持する投資家まで、相場分析の観点や環境、ポジション保有の時間軸は違えど、勝ち続けられるトレーダーや投資家には、相場環境を分析するための”軸”をもっているという点が共通しています。
    この記事では軸の重要性についてお話します。

    “軸”について

    私の軸についてお話すると、それは
    MTF(マルチタイムフレーム)分析によるトレンドフォロー
    ②金利やマクロ経済からなる中長期(1四半期~1年)の流れ

    上記2点が軸になっています。
    ②は①の補助として週足や月足レベルの分析していますので、実質MTFの範疇に入りますが、ファンダメンタルズということで別のものと定義しています。
    この軸を何にしているかは個々のトレーダーや投資家によって変わってくると思いますが、先物やFX等の短期トレーダーに共通していることは、チャート上にトレードのための優位性や再現性を見つけている、という点です。

    優位性が崩れても適応しやすくなる

    テクニカルにしろファンダメンタルズにしろ、過去の傾向から現状を分析しシナリオを構築、シナリオどおりの展開になればポジションを取る、ということは共通しているわけですが、例えばトレンドフォローで上昇転換後すぐにロングポジションもったと仮定すると
    「4時間足レベルの安値切り上げ高値更新の値動きが止まった時点で決済しよう。まだ3波動目だから4波動目で押し目を作り戻り高値の5波動目をつくる可能性が高いな。5波動目つけたらポジションの半分は決済しよう」

    というシナリオとポジションの出口戦略を構築したとします。
    しかし現実には4波動目が深押しになるなど実質上昇トレンド終了の可能性が高まることも頻繁にあります。そうなったときにダウ理論を理解していると
    「4波動目の押しが3波動目の3/2下落してきた。ここから再度高値更新もあり得るが、戻りが弱いと高値切り下げで急落する恐れがあるので、ポジションの半分は利益確定して、残りの半分の決済ラインを前回押し安値の下に設定しなおし様子をみよう」

    というようにシナリオとそれにともなうポジションの出口戦略を柔軟に変更することができるわけです。

    エントリーと決済の判断概要図 移動平均線20と80
    エントリーと決済の判断概要図 トレンド変更チャートシグナルと決済ライン変更

    適応できることは余計な損失を減らすことに繋がる

    故野村克也監督の名言で
    「負けに不思議の負けなし、勝ちに不思議の勝ちあり」
    というものがあるのですが、野球は失点しなければ負けないゲームであることを前提に、負けた時はエラーだとかバント失敗だとか走塁ミスだとか数々の明確な原因がみつかるが、勝ちが続くときなどはたまたま自軍のホームランが連続したり相手側のミスが多かったりと運がよかったことも多かった、という監督の経験則から生まれた言葉でした。
    私は短期トレードを始めてから損切り決済を考えたとき上記の監督の言葉が脳裏にうかびました。そして相場の格言にも
    「相場でコントロールできるのは損切り決済のみ」

    というものがあり、これは相場は損失さえ出さなければ資金は増え続けるのみ、ということの裏返しになっている考え方なのですが、監督の言葉と本質は同じだと考えています。正直なところ損失をださずにトレードで勝ち続けるということはできないと思いますが、要するに「一定のルールで損失さえ確実に限定させておけば、そのうち大勝が舞い込んでくるというように考えておくとよいでしょう。
    この”一定のルール”の肝が軸であり、noteではMTF分析、ダウ理論、グランビルの法則として皆様に共有しております。

    野村克也氏の著作本「負けに不思議の負けなし」

     

  • テクニカルチャート分析 PCとスマホどっちがいい??

    テクニカルチャート分析 PCとスマホどっちがいい??

    最後にYoutube動画もあります。

    まずは結論

    PCでチャート分析してください★

    ①「トレード」のための環境作り

    トレードで安定した利益を上げるためには、技術だけでなく「環境」も非常に重要です。 「弘法筆を選ばず」と言いますが、プロのトレーダーほど道具や環境には徹底的にこだわります。なぜなら、一瞬の判断遅れや操作ミスが大きな損失につながる世界だからです。

    なぜPCが必要なのか? スマホは画面が小さく、表示できる情報量が圧倒的に不足しています。

    • 全体像が見えない: 直近の値動きしか見えず、大きなトレンドを見落としがちです。
    • 精密なラインが引けない: 指での操作では、重要なレジサポラインを正確に引くことが困難です。
    • インジケーターの制限: PC版に比べて設定できるインジケーターやオシレーターに制限があります。

    自分への投資として、まずはデスクトップPCを用意しましょう。 スペックとしては、ハイスペックなゲーミングPCである必要はありません。

    ストレージ: SSD 256GB以上 これくらいのスペックであれば、中古や整備品なら6万円台から揃えることが可能です。


    ②MTF分析は複数ブラウザがベター
    複数モニターの圧倒的優位性 チャート分析において最も重要なのが「マルチタイムフレーム(MTF)分析」です。 長期足(日足・4時間足)で環境認識を行い、短期足(1時間足・15分足)でエントリータイミングを計る。これをスムーズに行うには、複数の時間足を同時に表示できる環境が不可欠です。

    推奨セットアップ

    • メインモニター: エントリー用の短期足を表示
    • サブモニター: 環境認識用の長期足、または監視銘柄のリストを表示

    ブラウザを複数立ち上げて、それぞれの画面に配置することで、視線を動かすだけで瞬時に状況を把握できます。「いちいち画面を切り替える」というワンアクションがなくなるだけで、ストレスが減り、集中力が持続します。 モニター自体は2万円前後で購入できます。27インチ程度のサイズがあれば、4分割しても十分に見やすいでしょう。

    ③スマホの活用方法

    では、スマホは全く使わないのかというと、そうではありません。スマホにはスマホの役割があります。

    スマホの主な用途

    1. 外出時のポジション確認: エントリー後の経過チェックには最適です。
    2. 緊急時の決済: PCのトラブルや停電時など、バックアップとしての注文手段になります。
    3. アラート通知の受信: チャートが特定の価格に達した際の通知を受け取る端末として優秀です。

    やってはいけないこと

    • スマホだけで分析してエントリー: 前述の通り、視野が狭くなり「木を見て森を見ず」の状態になりがちです。
    • 歩きスマホでのトレード: 判断力が散漫になり、ミスの元です。

    結論 「分析とエントリーはPC、確認と管理はスマホ」という使い分けが、兼業トレーダーにとっての最適解と言えるでしょう。

    ③スマホの活用方法

    では、スマホは全く使わないのかというと、そうではありません。スマホにはスマホの役割があります。

    スマホの主な用途

    1. 外出時のポジション確認: エントリー後の経過チェックには最適です。
    2. 緊急時の決済: PCのトラブルや停電時など、バックアップとしての注文手段になります。
    3. アラート通知の受信: チャートが特定の価格に達した際の通知を受け取る端末として優秀です。

    やってはいけないこと

    • スマホだけで分析してエントリー: 前述の通り、視野が狭くなり「木を見て森を見ず」の状態になりがちです。
    • 歩きスマホでのトレード: 判断力が散漫になり、ミスの元です。

    結論 「分析とエントリーはPC、確認と管理はスマホ」という使い分けが、兼業トレーダーにとっての最適解と言えるでしょう。

    過去の一蔵セッティングブラウザ。MTF分析しやすいように工夫した結果がこの形。
    過去の一蔵セッティングブラウザ

    まとめ&動画

    自分への投資としてPCは買って損ありません。いえ、ぜひ買ってください笑 トレードはもちろんトレード以外にも活用方法はたくさんあります。


    おすすめ記事。

    トレンドフォロー初学者が最初に始めること

    テクニカルの基本に関する記事はこちらにまとめています。

    テクニカル分析まとめ


     

  • 日経平均25000円割れ予測【超長期トレンド崩壊分析】

    日経平均25000円割れ予測【超長期トレンド崩壊分析】

     2024年7月30日の日銀政策決定会合から5営業日で日経平均現物は高値39101から安値31458までおおよそ7500以上下落しました。8月5日では1日の下落率で史上2位を記録しまさに”暴落”と呼ぶにふさわしい下落に。
    この8月5日の下落が示すところは「金融緩和の終焉とともに、超長期の上昇トレンドも一旦終焉を迎えた可能性が高い」と考えております。
    上昇トレンドが終わったということは下落トレンドが始まるわけですが、その底値がどれくらいの位置に収まるか、日経平均株価の現物3カ月チャートで見ていきましょう。

    Cup with hundleのチャートパターンに当てはまっていくか追っていく

    この35年で日経平均はきれいなカップを形成しており、Cup with hundleのチャートパターンが当てはまっています。この形は特に米国系の機関投資家の好むチャートパターンであり、カップ形成→把手形成→最高値更新、というシナリオが当てはまりやすいパターンです。米国の個別株やETFのチャートを見てみてください。時間軸はいろいろですが、このパターンに当てはまる銘柄はいくつもあります。
    付け加えると2024年につけた最高値は1989年の高値を更新しており、やや上昇にポジティブな形です。つまり、把手形成で安値がしっかりと切り上がりさえすれば少なくとも2024年の高値を試しやすい形です。

    ①水平ラインとトレンドラインから見える底値目途

    日経平均現物3カ月足チャートとシナリオ 移動平均線は青の25がメイン

    【水平ラインの観点】
    この3カ月チャートでみる日経平均にはいくつか重要な価格帯の節目があり上から、
    40000 34000 30000 25000 20000
    の五つが意識されているのがチャート上から見て取れますが、中でも太文字の価格帯は明確に前回(1970年~2000年代)の高安値水準で意識されていた価格帯でもあり、安値として意識されやすいでしょう。

    【トレンドラインの観点】
    テクニカルでもう一つ気にしないといけないのは斜めの優位性、トレンドラインです。上から緑のラインは強気のラインで実線ベースの安値を結んだものです。赤は弱気のラインでヒゲ同士を結んでいます。
    上記2本を主語にすると緑のラインでは34000~30000が安値として意識されやすい形です。2024年8月8日現在、日経先物だとすでに30350をつけており、緑のトレンドラインで支えられ続けると仮定すれば底打ちした可能性が出てくるわけです。
    赤のラインでは30000~25000が安値として意識されることになりますが、次項のフィボナッチも含めると25000という価格帯はもっとも把手安値として意識されやすい価格帯です。

    ②フィボナッチから見える底値目途

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    フィボナッチでは高安値の半値(50%)にもっとも注目しなければいけないわけですが、日経平均現物のチャートではこの半値がほぼ25000の水準であり(青の水平線)33%、50%、66%のいわゆる押し目戻り目の高安値で意識されやすい価格水準なわけですが、ぴたりと当てはまっていることがわかります。

    ③水平ライン+トレンドライン+フィボナッチ 3つ合わせて見える底値目途

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    ①と②を合わせると安値目途の水準がより鮮明になりますが、以下ベスト3です。
    1位 25000
    2位 20000
    3位 30000
    やはり①と②の要素がすべて交差している青ラインの25000水準が最も意識されやすく、この価格帯が軸になる可能性が高いと考えます。
    次が約60%押しの20000ですが、日経平均の歴史では最も上値として意識されてきた価格帯なので様々な要因(後述)で株価が下振れる場合はあり得るシナリオでしょう。
    30000はすでに底打ちした可能性がある、下振れても29000ほどで収まるかもしれないシナリオですが、日本経済がきちんと成長する(個人消費が伸びる)か積極財政に転換し金融政策を再度緩和へ舵を切らない限りは難しいシナリオでしょう。

    マクロ経済と金融政策の行方を必ず追うこと

    ③で「様々な要因(後述)」と述べましたが、2024年の7月では為替と金利の動向で日経平均および日本株の価格は大きく動くことが改めてわかったわけです。その要因は
    米国大統領候補のドル高を懸念する発言
    および
    日銀の利上げ
    この二つでした。両方とも結果として円高に振れ、株価も合わせて下落したわけですが、プロセスは全く別物で前者は外国の事情で後者は国内の政策です。
    特に暴落を決定的にしたのは、まさかの日銀の利上げでしたが、植田総裁の姿勢として「可能ならば追加で利上げをしていく予定」であることが会見で示された後大きく円高、株安に振れました。
    この一連の流れは言い換えると「日本の10年にも及ぶ金融相場は終わりを迎え、これからは逆金融相場に入る」ということであり、マクロ経済観点では世界の先進各国と比して成長率の低い日本には、いわゆる米国でいうところの”業績相場”には期待できない環境が続いているわけで(筆者が長期で日本株を持たない理由)、そんな環境の中でさらに利上げしていくわ
    けですから株式市場には資金が入りにくくなるでしょう。

    上記の出来事をみても円高要因となる外国の政策や政治家、FRBメンバーの発言、国内の財政や金融政策と景気動向(繰り返すが個人消費の伸び)にはとりわけ注目していかないといけないでしょう。
    その動向によって把手の安値が決まってくるものと考えます。

    まとめ カップが崩壊する可能性は??

    私は日経平均がCup with hundleのチャートパターンを完成させ50000、100000と株価が上昇していくことを期待しています。
    しかしこれはあくまで私の希望的観測であり、一日本人としての願望です。
    なぜならば日本では財政、金融政策をカンフル剤的にしか使用できておらず、これらを上手く活用し内需を盛り上げ成長に繋げることができていません。アベノミクスでは長期の金融緩和、マイナス金利政策を行う一方で財政出動を控え2回も消費増税しアクセルとブレーキを同時に踏むような状況になっていました。
    金融緩和を長く続けたことで日本経済成長への期待から国内、海外から資金が流れ込み株価は上昇しましたが、蓋を開けてみれば日本は世界の先進各国に対して相対的に成長率は低いままです。
    もしも植田総裁のいうとおりに利上げが進み、今後3~5年でディマンドプル型のインフレに転換できずデフレギャップのままであれば、逆金融相場の状態がいつまで続くかわかりません。そうなれば日経平均のカップは崩壊する可能性が高いと考えます。


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