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  • 損切りを制する者、トレードを制す

    損切りを制する者、トレードを制す

    ここでは裁量トレードから中長期株式投資まで通じる損切りの基礎的な考え方について書きます。

    相場とは損失を出さなければ資金が増え続ける
    適切な資金管理を行うことが最重要

    よく聞くフレーズ、ワードかもしれませんが、資金管理は意外とできていない個人投資家が多いです。大きく損失を出してしまってから資金管理の大切さを実感しても遅い可能性が高いので、まだ初学者の方は損切りから相場を学んでいくのもいいでしょう。

    1トレードにおける損失率をあらかじめ決めておく

    トレードの世界では1回のトレードに対して損失率(ロスカット率)を決めておくことが基本とされていますが、よく耳にするのは1回のトレードにつき資金(先物トレードなら先物口座の証拠金)の2%損失をロスカット上限にするという方法です。
    なぜ2%なのかは諸説ありますが、トレードにおいて勝率は均すと50‐60%ほどなので連敗しても1-2回の勝ちで取り戻しやすい損失率がポピュラーになったと考えられます。

    ただ、だからといって必ずしも2%でなければいけないというわけではありません。1%でも3%でも、または10%くらいでもよいかと思いますが、要はリスクリワードによって変化するものと考えてください。
    1トレードで資金に対して2%のリワードが安定的に見込める環境なら1-2%のリスクが適切でしょうし、5%以上のリワードが見込めるのであれば3-5%でも悪くないでしょう。

    概念図 新規エントリーと決済までの考え方
    リスクリワード設定に最も効果的なものは水平ライン(上下の節目)

    つまり、テクニカル観点であれ、ファンダメンタル観点であれ、エントリーする前に見込みリワードを設定するスキルがないと損失率を設定するのも難しいということになりますが、それはまた別の話しになりますのでここでは必ず1回のトレードに対する損失率を決めておくこと、を憶えておいてください。

    リスクリワードに関する考え方(別記事)

    本題から逸れるのでここでは記事(有料)のリンクだけ紹介します。

    松井証券の先物強制ロスカットがおすすめ

    松井証券の先物ルール設定では、含み損が出て証拠金が任意に設定した金額を下回った場合、ポジションを強制的にロスカットする機能が実装されています。
    以下の口座では、「リアルタイム維持証拠金余力」の全額から約2%を引いた金額をロスカット金額に設定しています。
    この設定は1日に何度でも変更可能ですので、証拠金が増減する度にロスカットラインの引き上げ、引き下げを日々行っています。
    突発的に発生する材料での急落による損失なども最大限減らすことができる機能ですので、ぜひ使用してみてください。

    一蔵の実際の講座情報画面キャプチャ
    一蔵の実際の講座情報

    #日経平均
    #日経225先物デイトレード

  • 【日経平均株価】週足サイクルボトム34000を頭の片隅においておく

    【日経平均株価】週足サイクルボトム34000を頭の片隅においておく

    2024年も7月が目前に迫り、そろそろ「夏枯れ」というワードが頭をよぎるころですが、この夏→秋のシーズンは米国株、日本株ともにパフォーマンスの優れない期間で週足でみたサイクルボトムをつけにいきやすい季節性です。この2年半で日経平均はおよそ70%上昇してきましたが、その間20%を超える下落は起きていないことを考えると、今年夏から来年早春は注意すべき日柄です。ちなみに15-20%程度の急落であれば3~4年に一度の頻度でくる割合です。

    週足チャート 前回高値圏を試す急落が毎回起こる

    画像は今後のシナリオと高安値の説明です。シナリオはあくまでイメージですが、10~15%の下落であれば3~6週間ほどでつけたこともあるので(10%程度の下落はほぼ毎年起こる)今年の11月までに34000まで下落する可能性も十分ありえます。
    なお、仮に41000まで上昇したとして34000までの下落幅は20.5%です。実際の値動きのイメージとしては2021年8月高値(30700)から2022年2月の安値(24500)を参考にしたいと考えています。
    ボトムをつける日柄としては過去の傾向と季節性も合わせて考えることになりますが、9-11月もしくは2-3月になる可能性が高いと考えます。
    次のスライドからここ10年の傾向をみていきましょう。
    ※バブル最高値~アベノミクス前も大方この高安値のパターンは当てはまりますが、ここではアベノミクス以降をみていきます。

    日経平均4時間足チャート ダブルトップシナリオ

    2021-2023年 30000円→24000円 34000円→30000円

    コロナショック以後の高安値です。24000から30000高値をブレイクした後、30000を2度試す下落が起こりました。
    また2020年に24000高値をブレイク後も先述のとおり24000を試しにいく急落が起こっています。

    2021年~2024年 日経平均週足チャート 重要節目と価格帯

    2017-2020年 24000円→20000円

    2年間は24000→20000のレンジ。紫網掛けのコロナショックはいわゆる「10年に一度起こる暴落」ですが、この安値も週足で確認すると過去の高安値水準です。

    2017年~2020年 日経平均週足チャート 重要節目と価格帯

    2013-2016年 20000円→15000円

    2013~2014年は値幅が小さくメリハリがない形になっていますが、15000~16000が意識されていたことがわかります。20000を付けた後はその15000が安値サポート帯として機能しました。

    2013年~2016年 日経平均週足チャート 重要節目と価格帯

    まとめ

    こうして眺めてみると、週足高値を上抜けブレイクした後に少なくとも1度はそのブレイクした高値の価格帯を試す(タッチしなくても肉薄する)下落が起こっていることがわかります。
    これは現在の週足サイクルでも例外ではないと考えておりますので、6月26日現在に起こっている日足上昇サイクルが終了した後はこの34000も頭に入れながら環境確認をすることをおすすめします。
    また、このサイクルボトムは絶好の買い場になりますので、株式などを仕込むよい機会になるでしょう。

    【補足】テクニカル以外で考慮すべきポイント

    別記事ではすで書いてますが念のためここでも書きます。
    今年の秋にかけて以下の動きがあるときのドル円および日経平均、TOPIXの値動きは要チェック。
    ①米国の利下げ開始
    ②日本の利上げ開始

    ファンダメンタルズとしてはどちらも円高要因になります。
    一般的に円高は日経平均にはネガティブです。

    #日経平均株価 #日経225先物デイトレード

    【まとめ記事】市場心理・投資家心理

  • 【動画】リスクリワードと節目について

    【動画】リスクリワードと節目について

    リスクリワードとは

    トレードで長期的に利益を出すためには、「リスクリワード比」の理解が不可欠です。

    リスクリワード比の定義

    リスクリワード比 = 期待利益 ÷ 許容損失

    • 損切りライン:現在価格から100円下
    • 利確目標:現在価格から300円上
    • リスクリワード比 = 300 ÷ 100 = 3.0

    この場合、「1のリスクで3のリターンを狙う」ことになります。

    なぜ重要なのか

    仮に勝率が50%でも、リスクリワード比が3.0であれば、長期的には利益が出ます。

    計算例:

    • 10回トレード
    • 5勝5敗(勝率50%)
    • 1回の損失:-100円
    • 1回の利益:+300円
    • 合計:(300×5) – (100×5) = +1,000円

    このように、リスクリワード比を意識することで、勝率が低くても利益を出すことが可能です。

    概念図 新規エントリーと決済までの考え方
    すぐに売りが入る可能性があり、損切ラインとの値幅も多い。
    概念図 新規ロングエントリーの考え方
    節目の中の安値水準でリバウンドしそうな時がチャンスです。
    日経平均株価4時間足チャート 押し目買いの考え方
    1月の17日と18日に起こった値動きです。黄色網掛けは高値で売りが入り押されましたが、このときも15分足ダウで決済ラインを引き上げておけば利益トレードになります。緑網掛けは典型的な時間足上昇トレンドです。

    詳細は動画をご覧ください。

    🎬 関連動画

     

    節目の重要性

    節目とは

    多くのトレーダーが意識する価格帯のことです。具体的には:

    • キリ番(30,000円、35,000円など)
    • 過去の高値・安値
    • 移動平均線
    • フィボナッチリトレースメントレベル

    なぜ節目が重要なのか

    多くのトレーダーが同じ価格帯を意識するため、そこで売買が集中し、価格が反応しやすくなります。

    エントリータイミングの見極め

    1枚目のスライド:高値掴みのリスク

    強気環境でも、すぐに飛びつくのは危険です。

    高値掴みになる理由

    • 節目を突破した直後は、利確売りが出やすい
    • 損切りラインとの値幅が大きく、リスクリワード比が悪い
    • 一時的な上昇(ダマシ)の可能性

    対策

    • 節目突破後の押し目を待つ
    • 損切りラインを近くに設定できるポイントでエントリー

    2枚目のスライド:理想的なエントリーポイント

    節目の中の安値水準まで待つことで、以下のメリットがあります:

    • 損切りラインを近くに設定できる
    • リスクリワード比が改善される
    • リバウンドの可能性が高い

    具体例

    • 節目:35,000円
    • 現在価格:35,500円(節目突破後)
    • 待つべき価格:35,100円前後(節目の少し上)

    この価格帯まで押し目を待つことで、損切りを35,000円の少し下に設定でき、リスクを最小限に抑えられます。

    リスクリワード比の計算方法

    ステップ1:損切りラインを決める

    エントリー前に、「どこまで下がったら損切りするか」を明確にします。

    例:現在価格35,000円、損切り34,800円

    → 許容損失:200円

    ステップ2:利確目標を決める

    次の節目や抵抗線を利確目標とします。

    例:利確目標35,600円

    → 期待利益:600円

    ステップ3:リスクリワード比を計算

    リスクリワード比 = 600 ÷ 200 = 3.0

    判断基準

    • リスクリワード比が2.0以上:エントリー検討
    • リスクリワード比が1.5未満:見送り

    実践での注意点

    ①節目は絶対ではない

    節目で必ず反発するわけではありません。明確に下抜けた場合は、潔く損切りしましょう。

    ②欲張りすぎない

    利確目標を遠くに設定しすぎると、到達せずに反転してしまうことがあります。現実的な目標を設定しましょう。

    ③環境認識を忘れない

    大きなトレンドに逆らったトレードは、リスクリワード比が良くても避けるべきです。

    まとめ

    リスクリワードと節目を意識することで、以下のメリットがあります:

    • 無駄な損失を防げる
    • エントリータイミングの精度が向上する
    • 長期的に利益を出しやすくなる

    特に初心者の方は、「すぐにエントリーしたい」という衝動に駆られがちです。しかし、焦らずに良いポイントを待つことが、成功への近道です。

    動画と合わせて、この記事の内容を何度も復習し、実践で活かしてください。


    関連記事:

    損切りを制する者、トレードを制す

  • 【日経平均】ドル円やS&P500との相関

    【日経平均】ドル円やS&P500との相関

    〇日経平均とドル円 再度正相関の兆し

    日経平均株価は基本的にドル円と相関していることは周知の事実ですが、ここ1ケ月半ほどは逆相関の関係にありました。※下画像参照

    NU倍率(日経平均÷ドル円)の日足チャート

    これはちょうど米国株も合わせてピークアウトした時期と重なっておりましたが、先週26日の日銀会合を通過した後のナイトの値動きから、また日経平均はドル円との正相関が戻ってきています。26日のNY市場は米国株価指数が伸び悩む中で日経先物は価格が上昇し、前回高値付近まで上昇しました。さらに29日の日中ではダブルボトムのネックラインを超えて推移しており、チャートの形状でみると短期的にS&P500をアウトパフォームしてきています。

    〇米国株が売られると日本株も売られる S&P500との相関について

    4月前からドル円との相関が崩れたわけですが、見方を変えれば「米国株価指数が下落すれば日本株価指数も下落する」という基本の値動きになっているにすぎません。
    直近ではS&P500と日経平均はほぼ相関している関係性で、このレンジが続く限りはS&P500と連動して動くということを基本に置いておく必要があります。※下画像参照

    NS倍率(日経平均÷S&P500)の日足チャート

    相関が崩れる「デカップリング」に注意

    通常、日経平均は「円安=株高」「米国株高=日本株高」という相関関係にあります。 しかし、これらが崩れる(デカップリングする)局面があります。

    1. 日本独自の金融政策変更

    日銀が利上げを示唆した場合などは、円高(通常は株安要因)になっても、銀行株主導でTOPIXが買われ、日経平均も底堅く推移することがあります。

    2. 米国市場のリスク回避

    米国で景気後退懸念が高まった場合、米国株が売られる一方で、比較的割安で政治的に安定している日本株に資金が避難(キャピタルフライト)してくるケースがあります。

    アービトラージ(裁定取引)の視点

    大口投資家は、日経平均とS&P500、あるいは日経平均とドル円の価格差(スプレッド)が開くと、割高な方を売り、割安な方を買う「裁定取引」を行います。

    • 戦略: 「S&P500は高値を更新したのに、日経平均はまだ高値を更新していない」→ 日経平均に出遅れ修正の買いが入る可能性が高い。

    相関関係を監視することで、こうした「出遅れ修正」を狙った先回りトレードが可能になります。 常に「今の相場の主役は何か?(為替か、米国株か、国内要因か)」を意識してチャートを見ることが大切です。

    #日経平均 #日経225先物デイトレード #米国株

  • 2024年1~3月期 質問まとめ

    2024年1~3月期 質問まとめ

    noteをとおしてご質問を複数いただきましたので共有します。

    Q1, パソコンを見れる時間だけトレードしたいですが週に数回ほどしかありません。大丈夫でしょうか?

    資産形成のひとつとしてFXや先物の短期トレードを勉強しています。毎日同じ時間帯にチャートをみれるかわからないのですが、空いてる時間帯は極力勉強、トレードしたいと思っています。こんな感じでも少しずつ資産形成できるでしょうか?

    A1,
    結論からいうと、空いてる時間のみトレードする、でもよいと思います。ただし、常に相場の方向性だけは確認しておくことを習慣化させていないと難しいと思います。PCの大きい画面で追えればベストですが、難しい場合はスマホでもよいと思います。
    問題はチャートをきちんと確認できる時間帯にエントリーチャンスがくるかどうかということになりますので、トレード回数はかなり少なく可能性があります。
    諸々考慮すると、最初はデモトレードを活用することをおすすめします。お仕事中や用事の最中でもチャンスがきたらエントリー→決済を繰り返してみて、リスクリワードが適当かどうかなど確認されるとよいと思います。結果的に証拠金が増えていくようで同様の方法でリアルトレードを始めるとよいでしょう。

    Q2, 日経225先物はMACDなどのオシレーター系の使用はどう考えたらいいですか?(移動平均線除く)

    A2,
    オシレーター、インディケーターを使用する上で最も大切なことは多くの投資家や関係者がみているものを使わないといけない、ということです。テクニカルの値動きは大衆心理が作り出すもので、我々トレーダーはその波に乗って利益を上げることが基本となりますので、使用している投資家が少ないと思われるものを使用しても仕方がありません。
    個人的なおすすめは
    MACD RSI ボリンジャーバンド です。
    各種値等はすべてデフォルト設定で1時間~日足でのトレンド転換判定の補助として活用されるのがよいと思います。

    Q3, 損切りしなくちゃいけないのはわかっていますが、なかなかできません。

    もしかしたらレートが戻ってくるかもと思ってしまい、注文を出していたものを取り消したりしてしまいます。何かいい方法はありますか?

    A3,
    非常に危険な状態です。利益を伸ばせない以上に損切りできないことの方が退場しやすいでしょう。
    対策としては、デモトレードや練習ソフトを使用し現実的な範囲内で比較的大きな仮想証拠金(100~300万円)を設定して、エントリーしたら設定した決済ラインまでレートが到達するまで放置する、を繰り返すしかないと思います。その際に損切りだけでなくて利益分の決済ラインも設定することをおすすめします。
    上記で仮想の証拠金が増えていく道筋がついた場合、少しずつリアルトレードに移行するとよいでしょう。

    Q4, 移動平均線以外の節目、水平ラインの引き方とサポート、ブレイクの判断の仕方を教えてください

    A4,
    取引の時間軸にもよりますが、デイトレ(1セッション)~スイングトレード(複数セッション)を主語にすれば1時間~4時間足で認識できる節目が最重要です。

    ラインの引き方ですが、特に1時間足の波の高値や安値、過去のネックライン注目してください。こういった箇所は投資家のエントリーや決済の目安とされることが多く、注文が集中する傾向があります。
    サポートやブレイクの判断は分足を見る必要があります。上記の節目に加えてMAやチャートパターンで判断しますが、ここで説明するのは煩雑になりますので次の機会にしようと思います。
    ここでは時間足の高安値、ネックラインから形成される節目が重要だということを念頭に置いてください。

    画像
    オレンジと黄緑ラインに注目

    #日経平均 #日経225先物デイトレード

  • 日経225先物ミニの保有期間はどれくらいが適切??

    日経225先物ミニの保有期間はどれくらいが適切??

    たまにご質問をいただくのですが、ここでは最もニーズのあるミニを中心にお話します。

    動画もありますので合わせてご確認ください。

    Youtube動画

    TW一蔵の保有期間の定義

    画像

    トレードスタイルごとの一般的な保有期間の定義は以下の通りです。

    • スキャルピング: 数秒~数分。小さな利幅を数多く積み重ねる手法。
    • デイトレード: 数十分~数時間。その日のうちに決済し、翌日にポジションを持ち越さない手法。
    • スイングトレード: 数日~数週間。日足レベルのトレンドに乗る手法。
    • 中長期投資: 数ヶ月~数年。ファンダメンタルズや景気サイクルを重視する手法。
    スイング~スキャルピングが最適 先物ポジション保有の結論記載

    なぜ②スキャルピング~④スイングが最適なのか?

    保有期間の理由、まず結論はスキャルピング~スイングが最適

    日経225先物ミニにおいて、個人トレーダーに最も推奨するのは「デイトレード」から「短期スイング」です。 特に初心者のうちは、「その日のうちにポジションを閉じる(オーバーナイトしない)」ことを強くお勧めします。

    画像
    適切な理由

    なぜ②スキャルピング~④スイングが最適なのか?

    最大の理由は「ギャップ(窓)のリスク」を回避するためです。

    日経平均は、夜間の米国市場(NYダウやナスダック)の動きに強く影響を受けます。 もしポジションを持ったまま寝てしまい、夜中に米国株が暴落した場合、翌朝の日本市場は大きく窓を開けて(価格が飛んで)始まります。

    • 逃げ場がない: 逆指値(ストップロス)を入れていても、窓開けで価格が飛ぶと、設定した価格よりもはるかに不利な価格で約定してしまい、想定外の巨額損失を被る可能性があります。
    • 精神的負担: ポジションを持っていると、夜間のニュースや米国株の動きが気になって眠れなくなり、日常生活や本業に支障をきたします。
    コロナ前 日経平均株価日足チャート 重要節目ライン
    コロナ前
    コロナ後 日経平均株価日足チャート 重要節目ライン
    コロナ後、週足レベルの上昇トレンドもあるが、時間軸としてはもみ合いが長い。

    もしも①中長期保有したい場合は・・

    どうしても中長期で日経平均を保有したい場合は、先物ではなく「投資信託」や「ETF(上場投資信託)」をお勧めします。限月がない: 先物には「限月(満期日)」があり、期限が来ると強制決済されますが、ETFには期限がありません。

    レバレッジがない(低い):
    先物はレバレッジがかかっているため、長期間の保有には資金管理が非常に難しいです。現物に近いETFなら、一時的な下落にも耐えやすく、配当金(分配金)も期待できます。

    225ミニの最適な保有期間について

    おすすめ記事。

    日経平均ジャクソンホール影響分析【高インフレ期チャート】

    テクニカルの基本に関する記事はこちらにまとめています。

    テクニカル分析まとめ


     

    #日経平均株価 #日経225先物

  • 【動画】2024年早春 日経平均安値目途

    【動画】2024年早春 日経平均安値目途

     

    2~3月につけると思われる安値目途の動画です。先物日足チャートを更新しましたの合わせて動画を制作しました。

     

    確度50% b34000-34500
    確度30% c33000前後
    確度15% d32000
    確度5% a35000
    テクニカル的には34000が最も確度が高い安値目途です。
    34000は前回高値の水準であり、半年にわたり上値として機能してきましたが今回明確に突破してきていますので、レジサポ転換する可能性が高い価格帯です。
    他、円高要因のファンダメンタルズを考慮するとcやdのシナリオもあり得ます。
    詳細は動画をご覧いただき、その下の補足事項もご確認ください。
    ※まだ高値が確定していないので、今後価格帯が変わりそうであればまた更新します。

    日経平均株価日足チャート 上昇のトレンドチャネル
    日経CME日足チャート

    シナリオ詳細分析

    動画内で触れている各シナリオについて、その背景にあるテクニカル・ファンダメンタルズの根拠を補足します。

    メインシナリオ(確度50%):34,000円 – 34,500円

    最も可能性が高いと見ているのがこのゾーンです。

    • テクニカル根拠: 34,000円近辺は、過去半年間にわたり強力な「上値抵抗線(レジスタンス)」として機能していました。今回これを明確に上抜けたことで、今度は強力な「下値支持線(サポート)」へと役割転換(レジサポ転換)する可能性が極めて高いです。
    • 投資家心理: 「押し目買い」を狙っている大口投資家や機関投資家にとっても、この水準は絶好の買い場として意識されやすく、強い買い支えが入ることが予想されます。

    サブシナリオ(確度30%):33,000円前後

    メインシナリオを割り込んだ場合の次の防衛ラインです。

    • ファンダメンタルズ要因: もし米国の利下げ観測が後退し、ドル円相場で急激な円高が進行した場合、日経平均への下押し圧力が強まります。その場合、34,000円のサポートを割り込み、心理的節目である33,000円まで調整する可能性があります。

    リスクシナリオ(確度15%):32,000円

    • 外部環境の悪化: 地政学リスクの突発的な高まりや、米国株の暴落など、外部環境が急激に悪化したケースです。ここまで下落すると上昇トレンドの腰折れが懸念されます。

    上振れシナリオ(確度5%):35,000円で反発

    • 強い買い需要: 調整らしい調整を挟まず、浅い押し目で再上昇するパターンです。非常に強い相場つきですが、現状の過熱感を考慮すると確率は低めに見積もっています。

    【まとめ記事】市場心理・投資家心理

     

  • 日経平均 vs 米国株指数【中長期比較分析】

    日経平均 vs 米国株指数【中長期比較分析】

    以下の画像は日経平均÷S&P500、NYダウ、ナスダックの指標です。
    よくNT倍率(日経÷TOPIX)は話題に上がりますが、米国市場を森、日経は林だとすれば以下の指標の方が参考になりますので私は時折環境確認をしています。
    ※レートが上昇であれば日経の方が強いことになるチャートです。

    このラインより上のエリアが無料で表示されます。

    結論から言うと日経は各米国指数に比べて弱気に傾いております。
    SP500、ダウは中期上昇トレンドラインや重要節目を割り込んでおり、ナスダックも重要節目に向けて下落している最中です。
    これは昨年2月から始まった円安プレミアムによる相対的に日経の強かった相場が終わるかもしれない、ということを示唆しており中長期的(1四半期~)に高値が限定される可能性を秘めています。
    今シーズンの上昇サイクルがすでに終わった可能性がある値動きですが、来年以降のサイクルでは上昇サイクル時の高値が前回高値を超えなくなるかもしれない、ということを念頭に相場をみていくことにします。

    NS倍率(日経平均÷S&P500)の日足チャート 強気のトレンドライン割り込む
    対S&P500 トレンドラインを割り込む。
    ND倍率(日経平均÷NYダウ)の日足チャート ネックライン割り込む
    対ダウ 直近三角持ち合いと節目をした抜け。
    NN倍率(日経平均÷ナスダック)の日足チャート ネックライン試し
    対ナスダック レジサポ転換ラインに肉薄中

    チャートから読み解く長期トレンドの構造

    掲載したチャート(日経平均÷S&P500、NYダウ、ナスダック)が示しているのは、**「グローバル資金の潮流」**です。

    米国一強時代の終焉と変化

    長らく「米国株一強」の時代が続いてきましたが、インフレや金利動向の変化により、資金が他の地域(日本や新興国)へ分散する動きが見え隠れします。 この比較チャートが「底打ちして上昇トレンド」に転じた時こそ、日本株が米国株をアウトパフォーム(上回る成績)する「日本株の黄金時代」の到来を示唆します。

    長期投資家であれば、個別の銘柄だけでなく、こうした国ごとの強弱関係(カントリー・アロケーション)を常に監視しておくべきです。

    #日経平均
    #日経225先物デイトレード
    #日経225先物

    【まとめ記事】市場心理・投資家心理

     

  • 【テクニカル】上げ止まり、下げ止まりのチャートパターン

    【テクニカル】上げ止まり、下げ止まりのチャートパターン

    はじめに

    トレードにおいて、「天井」と「底」を見極めることは非常に重要です。本記事では、上げ止まり(天井)と下げ止まり(底)を示す代表的なチャートパターンを解説します。

    これらのパターンを理解することで、以下のメリットがあります:

    • トレンド転換のタイミングを早期に察知できる
    • 無駄な損失を防げる
    • エントリー・エグジットの精度が向上する

    ただし、重要なのは「パターンが出現した環境足の位置」です。マルチタイムフレーム分析(MTF分析)と組み合わせることで、より高い精度で判断できるようになります。

    ※チャートは15分足

    ダブルトップ

    デイトレード 15分足ダブルトップパターン

    ダブルトップの詳細解説

    ダブルトップは、最も有名な天井パターンの一つです。

    形成プロセス

    1. 上昇トレンド中に高値をつける(1回目)

    2. 一旦下落して調整

    3. 再び上昇するが、1回目の高値を超えられない(2回目)

    4. ネックライン(2つの高値の間の安値)を下抜ける

    トレード戦略

    • エントリー:ネックライン下抜け確定後
    • 損切り:2回目の高値の少し上
    • 利確目標:ネックラインから1回目の高値までの値幅分

    注意点

    • 2回目の高値が1回目を少し超えても、すぐに押し戻されればダブルトップとして機能することがある
    • 出来高の減少が見られると、信頼性が高まる
    • ダマシのリスクもあるため、他の指標と併用する

    ダブルボトム

    デイトレード 15分足ダブルトボトムパターン

    ダブルボトムの詳細解説

    ダブルボトムは、ダブルトップの逆パターンで、底値圏で形成されます。

    形成プロセス

    1. 下降トレンド中に安値をつける(1回目)

    2. 一旦反発して調整

    3. 再び下落するが、1回目の安値を下回らない(2回目)

    4. ネックライン(2つの安値の間の高値)を上抜ける

    トレード戦略

    • エントリー:ネックライン上抜け確定後
    • 損切り:2回目の安値の少し下
    • 利確目標:ネックラインから1回目の安値までの値幅分

    実践例

    日経225先物では、重要なサポートライン(例:30,000円、35,000円)付近でダブルボトムが形成されやすい傾向があります。これは、多くのトレーダーがキリ番を意識しているためです。

    トリプルトップ(三尊)

    デイトレード 15分足トリプルトップ(三尊)トップパターン

    トリプルトップ(三尊)の詳細解説

    トリプルトップ、特に「三尊天井」は、非常に強力な天井サインです。

    三尊天井の特徴

    • 左肩:1回目の高値
    • 頭:2回目の高値(最も高い)
    • 右肩:3回目の高値(1回目と同程度)

    なぜ強力なのか

    3回も高値を試して突破できなかったということは、それだけ売り圧力が強いことを意味します。特に、右肩が左肩よりも低い場合は、さらに弱気のサインとなります。

    トレード戦略

    • エントリー:ネックライン(左肩と頭の間の安値)下抜け
    • 損切り:右肩の高値の少し上
    • 利確目標:ネックラインから頭までの値幅分

    歴史的な事例

    2024年3月の日経平均最高値更新後の下落も、三尊天井に近い形を形成していました。このように、重要な局面では三尊パターンが出現しやすくなります。

    トリプルボトム(逆三尊)

    デイトレード 15分足トリプルボトム(逆三尊)パターン

    トリプルボトム(逆三尊)の詳細解説

    逆三尊は、三尊天井の逆パターンで、強力な底値サインです。

    逆三尊の特徴

    • 左肩:1回目の安値
    • 頭:2回目の安値(最も低い)
    • 右肩:3回目の安値(1回目と同程度)

    信頼性を高めるポイント

    • 出来高が増加している
    • 右肩が左肩よりも高い(浅い)
    • ネックライン突破時に強い上昇

    実践での注意点

    底値圏では「ナンピン買い」をしてしまいがちですが、逆三尊が完成(ネックライン突破)するまでは様子見することが重要です。焦ってエントリーすると、さらなる下落に巻き込まれるリスクがあります。

    マルチタイムフレーム分析との組み合わせ

    これらのチャートパターンは、**どの時間軸で出現したか**が非常に重要です。

    例:ダブルトップの場合

    • 日足でダブルトップ → 大きなトレンド転換の可能性
    • 15分足でダブルトップ → 短期的な調整の可能性

    環境認識の重要性

    同じダブルトップでも、以下の状況では意味が異なります:

    ケース1:上昇トレンド中の高値圏

    → トレンド転換の可能性が高い(売りシグナル)

    ケース2:下降トレンド中の戻り局面

    → 単なる戻り売りポイント(下降トレンド継続)

    ケース3:レンジ相場の上限

    → レンジ継続の可能性(様子見)

    このように、パターンだけでなく、「大きな流れの中でどこにいるのか」を把握することが不可欠です。

    実践のポイント

    ①焦らない

    パターンが完成する前にエントリーしない。ネックライン突破を確認してから動く。

    ②損切りを明確に

    どのパターンでも、想定が外れた時の損切りラインを事前に決めておく。

    ③出来高を確認

    パターン形成時に出来高が増加していると、信頼性が高まる。

    ④他の指標と併用

    移動平均線、RSI、MACDなどと組み合わせることで、精度が向上する。


    まとめ

    チャートパターンは、トレーダーの心理が視覚化されたものです。多くのトレーダーが同じパターンを見て同じ行動を取るため、自己実現的に機能します。

    ただし、100%機能するわけではありません。必ずリスク管理を行い、損切りラインを設定した上でトレードしましょう。

    日々のチャート分析で、これらのパターンを見つける練習を続けることで、自然と見極められるようになります。


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  • 日経平均ジャクソンホール影響分析【高インフレ期チャート】

    日経平均ジャクソンホール影響分析【高インフレ期チャート】

    今夏もジャクソンホール会議の時期になりました。パウエル議長の講演は23日の日本時間23時からですが、近年このジャクソンホール会議でのFRB議長の講演は相場のターニングポイントになることが多くFOMCと同様注目したいイベントです。

    “金融関係者のダボス会議”91年から注目される

    今年47回目となるジャクソンホール会議ですが、カンザスシティー連銀が1978年にシンポジウムを始め、82年からは開催地をジャクソンホールに移し「ジャクソンホール会議」と呼ばれるようになりました。
    FRB議長の講演は91年にグリーンスパン氏が始め、目玉イベントとなっていますが、特に2010年代からは様々な投資家に意識されるようになっており、実質FOMCと同じようなイベントとして注目されています。

    次項からはコロナ以降直近3年間の日足チャートをみていきましょう。

    日足チャート2023年(真ん中付近のピンク網掛けがイベント期)

    2023年日経平均株価日足チャート トレンド転換前

    日足安値圏から上昇トレンドへ転換:
    パウエル議長講演後、5日線の攻防から25日線を突破、押し安値は5日線と25日線にしっかりサポートされ上昇継続。

    ファンダ的背景:
    米国は更なる利上げがあるのかどうか?円安基調で日本株の安値は限定的。

    日足チャート2022年

    2022年日経平均株価日足チャート トレンド転換前

    日足高値圏から下落トレンドへ転換:
    ピークアウト→戻り高値から講演きっかけで下落トレンド開始。

    ファンダ的背景:
    米国の利上げが開始している。インフレ率はまだ高くどこまで利上げが続くか予想困難な状況。

    日足チャート2021年

    2021年日経平均株価日足チャート トレンド転換前

    日足安値圏から上昇トレンドへ転換:
    5日線と25日線の攻防でのもみ合いを抜けて上昇トレンド転換。

    ファンダ的背景:
    金融緩和縮小を示唆。インフレ率は上昇しているが「一時的なもの」と楽観視。

    2024年現在の状況

    2024年日経平均株価日足チャート 現在の状況

    日足レベルでの上昇トレンド継続中:
    更なる上昇には一息ついて25日線を試したい形。34000の安値を大きく割り込んでいることを考えると、高値は売られやすく、それがどの位置になるのか注目するフェーズ。
    候補としては38000 39000 40000のキリ番が最も意識されている可能性が高い。

    ファンダ的背景:
    米国は9月から利下げ開始が濃厚。大統領選のからみもありドル円は円高基調転換が懸念されている。

    まとめ

    2021年からのリズムとしては
    安値圏からの上昇→高値圏からの下落→安値圏からの上昇→高値圏からの下落?
    と韻を踏む可能性は念頭に置くが、日柄としては9月MSQくらいまでは上昇することも多い
    ので、仮に一押ししても25日線付近でのサポートが入るかもしれない。
    週末でもあるので、本格的には26日月曜ザラ場からの値動きが最重要だが、9月MSQに向けた日足レベルでのトレンドが発生する可能性が高い。
    価格帯としては、37000~38000のレンジ帯基点に新規買いが優勢になるのか、新規売りが優勢になるのか、をチャートで追っていくことになる。


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